1485
2013-12-04
白と黒のナイフ
JAGGED EDGE
1985年 アメリカ
舞台は現代アメリカあたり。
主役は金持ち女と結婚した、白人男です。

ある日、主役の家で主役の妻が殺されます。
主役も侵入者に襲われたと言います。

警察は主役の自演で、妻を殺したのも主役だとして
裁判を起こします。
主役は凄腕の女性弁護士に依頼して争うことにします。
この、凄腕の女弁護士が準主役です。

準主役は弁護士業務から離れていましたが、
主役が説得してどうにか引き受けさせることに成功しました。

準主役の同僚は主役が犯人だと言いますが、
準主役は主役の無罪を信じます。
そのうち肉体関係を持ちます。

主役は非誠実な男でしたが、準主役は信じます。
そのうち、差出人不明の手紙も届き、
準主役の無罪を訴えてきました。
さらに、新しい証拠人などを教えてきました。
その証拠により、準主役は主役の無罪を勝ち取ります。

その後、準主役は主役の家に行き、タイプライターを見つけます。
それは、打つ文字に特徴のある、差出人不明の
手紙を打っていたタイプライターでした。

準主役はそれを家に持ち帰り、主役に電話します。
自分の友人にも電話します。

そのうち家に不審者がやってきて襲いかかろうとしたので
銃で撃ち殺します。
不審者は準主役でした。最初の犯人も、周りや警察の
言っていたとおり、主役の自演でした。


……というようなお話です。

うすうす犯人っぽさがにおっていた男が結局犯人で、
それを伝えたら殺しに来たので返り討ち、という内容です。
何を見るべきなのか、どこが見所なのかまったくわかりません。

信じて性行為をもった男のためなら、
どんな手を使ってでも無罪をもぎとってしまえる、
法律や弁護士のばかばかしさを描きたかったのでしょうか?

自分が弁護士のわりには男が殺しに来るのがわかっていても
警察に知らせず、自分の手で殺したところを見ると、
あながちそれも間違いでないような気がしました。

でも、見ていてまったく面白くはありません。
かといって完全につまらないというわけでもありません。
おもしろいとも言えず、おもしろくないとも言い切れない、
なんとも言えない映画でした。