1489
2013-12-15
エネミー・ライン
BEHIND ENEMY LINES
2001年 アメリカ
舞台は現代の紛争地域あたり。
主役はアメリカ海軍の飛行機乗りの男です。

主役は複座の戦闘機乗りでしたが、空母から発進しても
偵察して戻ってくるだけで、嫌気が差していました。

もう退役しようとしますが、また偵察にでたところで、
レーダーが何かを捉えたので、同乗者を説得し
そこへ向かってみることにします。

そこでは武装解除しているはずの現地軍が戦車なども準備して、
現地の民間人などを趣味で殺しにいこうとしている最中でした。
それがばれたら世論からたたかれてしまうので、
目撃者の主役の飛行機を打ち落とします。

飛行機は準備しているところの写真を撮っていました。
現地の悪者は、主役の艦に同乗している、国連かなにかの
お偉いと通じていました。

主役たちの飛行機は墜落します。
主役が連絡を取りに丘に登っている間に、敵が来て
主役の同僚は殺されます。
主役は叫んでしまったので存在がばれ、追われるようになります。
特に敵の一人が執拗に追ってきます。

主役は艦に連絡を取ります。
艦長は迎えを出すと言います。
主役は敵に追われ、敵が民間人を虐殺し、
死体を放置している場所で死体になりすますなどしながら
逃げていきます。

艦では、国連かなにかのお偉いが邪魔をして
助けが出せなくなります。
艦長はあきらめず、マスコミを使って主役の存在を報道し、
助けを出せるようにします。

主役はあたらしい脱出ポイントに向かおうとします。
向かう途中で反乱軍のような連中に助けを求めます。
拠点に連れて行かれます。

敵が大群で襲ってきて、多数が殺されます。
主役は逃げて、ワイヤートラップの地雷原の中を
走ってつっきります。

脱出ポイントに行きますが、主役が逃げるために
死体に自分の服を着せたのを敵に利用され、
主役は死んだと報道されてしまいます。
脱出ヘリは帰っていきます。

主役は途中まで現地人と一緒でしたが、別れます。
墜落したヘリをめざします。
ヘリの脱出装置から、救援信号を送ります。
艦長は悪い上を無視して、主役の救援に行くことにします。

主役を追ってきた悪者は、主役を殺そうと狙います。
主役はそれを逆手に取り、自分がそこにいる振りをして潜みます。
襲ってきた悪者を返り討ちにして主役は助かりました。

ヘリが迎えに来て、主役は帰ろうとしますが、
せっかく撮影したので、敵側が武装している証拠の写真を
とりに引き返し、手に入れてヘリに飛び乗りました。

その後、主役は軍人を続け、艦長は閑職にまわされることに
なったので、辞めてしまったそうです。


……というようなお話です。

敵の領地に落ちてしまった主役が、敵に追われながらも
脱出しようとする内容です。

地雷トラップがしかけられているのに、走ってつっきるだけで
何一つダメージを受けないというのが微妙でした。

味方の艦長はあくまで良い人だったので、見ていて好印象でした。
その艦長が主役をどうにか助けたくて、
マスコミを利用するというのはよかったですし、
敵がそれをさらに利用して、主役が服を着せ替えた死体を
主役として発表するのもうまいと思いました。

緊迫した雰囲気はあり、退屈せずに見続けられたので、
全体としてはおもしろく見られる感じの映画でした。