舞台は現代アメリカあたり。
主役は田舎町の中年主婦です。
ある日、主役の夫と息子と娘が遠くにでかけたとき、
カメラマンの老人が道をたずねてきました。
主役は案内します。
このカメラマンの老人が準主役です。
話したり一緒の時間をすごしたりしていくうちに、
おたがい恋に落ちます。
主役の家族が帰ってくる頃に、準主役と主役は
どうするか話しますが、主役は家族を捨てられないと言い、
その後一度準主役とあっても、家族を選ぶのでした。
そのずっと後、死んだ主役が残した日記などを見たこどもたちは
家族への愛を再確認するのでした。
……というようなお話です。
おいしいクッキーはおやつにちょっとつまむから
おいしいのであって、それをごはんとして
毎日食べるようになったら飽きておいしくなくなるでしょう。
不倫も家庭があってちょっと火遊びするから燃えるのであって、
不倫をメインにすえたら多分形が変わってしまうのでしょう。
人間だし、縁は異なものだし、心引かれる相手が
できてしまうこともあるものだろうとは思います。
でも、浮気を食い止める節度をもっていたところで
後味のよい映画になったと思います。
浮気ものではありますが、基本的には恋愛映画です。
全体としてはおもしろく見られる感じの映画でした。