舞台はすこし前の現代アメリカで、
主役は豪華高層ビルの設計者です。
主役が設計した、町の名物になりそうなものすごい成金ビルは、
ビルの持ち主が足りない建設費用を補うために、
建設担当に手抜きをもとめたせいで、
主役の思い通りにはできていませんでした。
ビルができた記念パーティーで人がたくさん集まったところで、
ライトアップしたら配電盤かどこかから火が出て
火事になります。
最初はビルの持ち主はごまかそうとしていましたが
どうにもならなくなります。
ぼちぼちとエレベーターから避難したり、
渡されたワイヤーといすで避難したりしていましたが、
どれもだめになっていきます。
もう逃げるには時間がないとなったところで、
ビルの上にある水槽を爆破することにします。
爆破すると大量の水が流れ、人をビルの外に投げ出すなど
しましたが、全員焼死するという事態は免れました。
……というようなお話です。
主役と消防士の人がどうにかしようとして
いろいろ動くのを追っていく内容です。
多少いやなありがちなシーンも出てきましたが、
偉い人が火事をごまかそうとしたり、
人々が我先に助かろうとして殺しあったりと、
うなづいてしまうありがちなシーンもありました。
わたしが見たテレビ放送では、前・後編にわかれていて
長かったのですが、緊迫感もあって、
飽きることなく見続けられました。
全体としてはおもしろく見られる感じの映画でした。