舞台はすこし前の香港あたりで、
主役は武闘家の男です。
悪者の武闘家が武闘大会を開く上になにか悪いことをする
というので、主役がその武闘大会に出るように頼まれます。
武闘大会の開催地にスパイが送り込んであります。
主役は島にいったらスパイと落ち合って
本部に連絡をするなどの任務を与えられます。
主役やその他の人間は武闘大会で戦います。
夜、主役は部屋を抜け出し、見張りなどを倒します。
次の日、主役がやったことは別人がやったことになっていました。
悪者は別の人間を殺します。
主役は夜、蛇を使って人を追い出し、通信室に入って通信します。
逃げるときに敵の兵士と出くわし、ひたすら戦闘になります。
戦いながら逃げるうちに悪者のボスも出てきます。
一騎打ちで戦います。最終的には殺します。
一方、スパイはとらわれていた仲間たちを救い出していました。
問題は解決しました。
……というようなお話です。
変な陰謀あり、本筋とは関係ないような長い話ありと
何を見せたいのかよくわからない内容でした。
おそらくは肉体格闘を見せたいのだとは思いますが、
それならもっと、そこが生きるような構成に
して欲しかったと思います。
ただ、格闘も変なわざとらしい音で殴ったり、
ルールがよくわからない密接状態から
何発か殴ったり蹴ったりするだけなので
爽快感もなく楽しめませんでした。
全体としてはどこが見所かわからず、
おもしろいともつまらないとも言い切れない、
なんとも言えない映画でした。