1502
2014-01-08
郵便配達は二度ベルを鳴らす
THE POSTMAN ALWAYS RINGS TWICE
1981年 アメリカ
舞台は何十年か前のアメリカで、
主役は車の修理ができる男です。

主役は都会での就職が決まり、ヒッチハイクで向かいます。
けれど途中で寄った休憩所で、ヒッチハイクの車が
逃げていってしまいます。
お金などをすべて失います。

主役はガソリンスタンドなどもあるその休憩所で
働くことになります。

主役は休憩所の主の妻と不倫します。
この妻がヒロインです。

ヒロインは主役にひかれます。
ヒロインはどこにもいけないというので、
ヒロインの夫を殺すことにします。
けれど失敗します。
逆に、主役が死に掛けた、ヒロインの夫を助けたことになります。

次に、みんなでドライブに行き、途中で殺すことにします。
殺すことに成功しました。
けれど主役もヒロインも怪我を負います。

警察が来て取り調べします。
主役は前科もちだったので、警察はどうにか口を
割らせようとします。
そこで、運転していたヒロインを、主役に訴えさせます。

ヒロインは逆上し、二人でやったことを暴露します。


……というところでやめました。

はじめに主役にレイプされたヒロインが主役にひかれるのも
意味がわかりませんし、そうやってひかれたはずの主役を、
信じることもせずに裏切ったとすぐに思うのも
意味がわかりません。

主役が、殺人をすべてヒロインのせいにしたならともかく、
ヒロインの運転でけがをしたことを訴えても、
そうして訴えることで殺人の共謀をごまかそうとしているんだ、
と理解してもよさそうです。

内容は、不倫のどきどきを描きたいわけでもなく、
不倫が原因で起こした事故の裁判を描きたいわけでもなく、
何を主題にして何を見せたいのかが伝わってきませんでした。

その割には裁判あたりで不愉快な感じばかり
伝わってきたので、見るのをやめました。

なにがやりたいのかわからない、見ていてだるくて不愉快になる、
結構つまらない映画でした。