舞台は現代アメリカあたり。
主役は蛇からガンの特効薬を開発しようとしている女性です。
主役が花から作った薬をいろいろな動物に与えたところ、
たいていは死にましたが、蛇だけ生き残って無駄に巨大化し、
蛇とは違う特徴を持った生き物になりました。
主役の勤める会社の社長はそれを見て、早く薬を作れと言います。
けれど金は出さないのに、余計な口とちょっかいは出し、
蛇を冷やかしたら檻をつきやぶって出てきました。
人間を襲い始めます。
妊娠しているので食べ物がたくさんある森に行くようです。
みんなで蛇を止めようとしますが、どんどん殺されます。
仲間を呼び、蛇をどうにかしようとしますが
だいたいは返り討ちにあいます。
一人は殺されるときに手榴弾で自爆して蛇と心中します。
残りの一匹を殺そうとすると、仲間の一人が
殺そうとした仲間を殺します。
蛇が殺されないようにしたのでした。
裏切り者は、蛇にこどもを生ませ、それを捕まえて
社長に売る約束をしていました。
主役は戦いを挑み、裏切り者を殺します。
その後、建物を爆破して蛇を殺します。
けれど社長の手下がまだ生きていた蛇のこどもを持ち出しました。
……というようなお話です。
タイトルに3とあるように、今までの続きもののようです。
ですが、アナコンダが謎の花の成分によって
わけのわからない生物に変化しているので、
実際の恐ろしい生き物、という風味は
まったくなくなってしまいました。
タイトルがアナコンダである意味がよくわかりません。
さらに話も、何匹いるかわからないアナコンダに
どう襲われるかというものではなく、
2匹逃げてたまごを生みそうなので、追いかけていって処理する
というようなスケールの小さいものになってしまいました。
さらには設定も行動も、適当に考えたようなお安さです。
まったくおもしろくはありませんが、積極的につまらないと
いった感じでもありませんでした。
おもしろいともつまらないとも言い切れない、
なんとも言えない映画でした。