1504
2014-01-23
アナコンダ3
ANACONDA 3
2008年 アメリカ
舞台は現代アメリカあたり。
主役は蛇からガンの特効薬を開発しようとしている女性です。

主役が花から作った薬をいろいろな動物に与えたところ、
たいていは死にましたが、蛇だけ生き残って無駄に巨大化し、
蛇とは違う特徴を持った生き物になりました。

主役の勤める会社の社長はそれを見て、早く薬を作れと言います。
けれど金は出さないのに、余計な口とちょっかいは出し、
蛇を冷やかしたら檻をつきやぶって出てきました。
人間を襲い始めます。

妊娠しているので食べ物がたくさんある森に行くようです。
みんなで蛇を止めようとしますが、どんどん殺されます。

仲間を呼び、蛇をどうにかしようとしますが
だいたいは返り討ちにあいます。
一人は殺されるときに手榴弾で自爆して蛇と心中します。

残りの一匹を殺そうとすると、仲間の一人が
殺そうとした仲間を殺します。
蛇が殺されないようにしたのでした。
裏切り者は、蛇にこどもを生ませ、それを捕まえて
社長に売る約束をしていました。

主役は戦いを挑み、裏切り者を殺します。
その後、建物を爆破して蛇を殺します。

けれど社長の手下がまだ生きていた蛇のこどもを持ち出しました。


……というようなお話です。

タイトルに3とあるように、今までの続きもののようです。

ですが、アナコンダが謎の花の成分によって
わけのわからない生物に変化しているので、
実際の恐ろしい生き物、という風味は
まったくなくなってしまいました。
タイトルがアナコンダである意味がよくわかりません。

さらに話も、何匹いるかわからないアナコンダに
どう襲われるかというものではなく、
2匹逃げてたまごを生みそうなので、追いかけていって処理する
というようなスケールの小さいものになってしまいました。

さらには設定も行動も、適当に考えたようなお安さです。

まったくおもしろくはありませんが、積極的につまらないと
いった感じでもありませんでした。
おもしろいともつまらないとも言い切れない、
なんとも言えない映画でした。