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2014-03-27
エラゴン 遺志を継ぐもの
ERAGON
2006年 アメリカ
舞台は剣と魔法のファンタジー世界です。
主役はドラゴンに認められた若者です。

ドラゴンの生き残りはとてもすくなくなった世界で、
ずっと卵だったドラゴンは、自分をたくせる相手をみつけます。
それが主役です。
ドラゴンは卵から孵り、主役と会います。

世界にはドラゴンとドラゴン乗りの伝説がありました。
ドラゴンが悪者を倒すそうです。

主役の前に男が現れます。この男が準主役です。
かつてドラゴン乗りでしたが、同じドラゴン乗りの仲間に
裏切られて自分のドラゴンを殺されました。

準主役は主役を鍛えつつ、主役を必要とする場所まで
連れて行こうとします。
主役は貧弱ですが調子に乗っていて、
何度も殺されかけます。

途中、夢に出てきた女性を助けに砦に乗り込み、
また殺されそうになりますが準主役がかばいます。
準主役は死にます。

主役は目を覚まし、抵抗勢力と一緒に悪者に立ち向かいます。
苦労の末、一応倒しました。


……というようなお話です。

運命のいたずらにより、ドラゴン乗りになった主役が、
大部分調子に乗って他人に迷惑をかけ、
それで仲間が死んだあとちょろっと活躍して終わる内容です。

若さなのかなんなのか知りませんが、
主役が長い間調子に乗るのがすごくうっとうしかったです。
人死にが出たところで見るのをやめようかと思いました。

話は特に盛り上がりもなく、おもしろみもなく終わりました。
おそらく映画で見せたいのはドラゴンの特殊映像だと思います。
ドラゴンは動きましたが、舞台や設定のせいなのか、
どことなく安っぽい感じがしました。

全体としては、おもしろいかつまらないかの二択に限り、
どちらかといえばおもしろい方向の映画でした。