舞台は西部時代のアメリカ、
主役はそれなりに人のいいガンマンです。
主役はある日、悪者をこらしめたところ、
田舎町から出てきた男たちに悪者退治を頼まれます。
悪者一味は数がいるので、7人ほど集めることにします。
主役はどうにか仲間を集め、田舎町へ向かいます。
悪者がやってきて撃ちあいになります。
町のこどもがやってきて気をとられたせいで仲間が死にます。
いったん追い払いますが、復讐にやってきます。
最終決戦が始まります。
悪者を殺しますが仲間も数人殺されました。
とりあえず追い払って目標は達成しました。
生き残った仲間はそれぞれの道を歩きます。
……というようなお話です。
主役がすごうでのガンマンで、乱暴ものかと思いきや
妙にいい人で道理もわかっているのが意外でした。
話は半分くらい仲間探しを行い、残りの半分くらいで
悪者と戦います。
途中嫌な感じの場面や、悪者が来て撃ち合いをやっている最中に
こどもが遊びに来たせいで仲間が殺されるなど
微妙なところがありました。
でも、町のこどもたちが、親の仕事はくだらなく、
ガンマンのほうがかっこいいというようなことを言うと、
ガンマンはこどもたちの親のほうがすごい、というような
ことを言ってこどもたちを叱ります。
また、ガンマンもこの先ガンマンではやっていけないだろうと
いうようなことを自分でもいいます。
そういうところに、作り手側のなにか一本通ったものを
感じました。
古い映画でしたが、ところどころにこだわりが伺えて、
意外とおもしろく見られる映画でした。