舞台は西部時代かそのあとくらいのアメリカで、
主役はアメリカ原住民との戦いで英雄的存在になった男です。
主役はある日、地方の農場の悪者退治を頼まれます。
引き受けて向かいます。
退治は基本的に悪者を殺すことで、地方の人々も公認かと
思いましたが、話題が大々的に出てしまうと
知られたくないので主役も始末することにしました。
適当な裁判で主役を殺しました。
……というようなお話です。
悪者は私刑で殺してしまってもいい世界なのかと思いきや
実はだめで、それを知っていた町の人に頼まれて殺しをしていた
はずだったのに、裏切られてつかまります。
その後にも主役は死刑をまぬがれるチャンスがあったのに
適当にやり続けたせいでチャンスをのがし、
最終的に死刑にされます。
何をやりたかった映画なのかまったくわからず、
話の意味もわかりませんでした。
最後に『トム・ホーンは無罪だったと信じている』という、
誰のかわからない語りが入ったので、もしかしたら
事実系の映画だったのかもしれません。
史実・事実を映画化した事実系の映画は、見終わった感想は
たいてい『だからなに?』になります。
この映画もそれ以外の感想はもてませんでした。
意味のわからない、つまらない映画でした。