1530
2014-08-08
シャークネード サメ台風
SHARKNADO
2013年 アメリカ
舞台は現代のアメリカ。
主役は海辺で海の家をやっている男です。

ある日、ものすごい竜巻が起こり、豪雨とサメが空から
降ってくるようになりました。

主役たちは家を失ったので避難することにします。
主役の元奥さんとこどもがいる家に向かいます。
一緒に避難するためです。

途中仲間の一人が死にながらも、元妻の家にたどり着きます。
新しい恋人がいましたが、サメに食われて死にます。

さらに避難している最中にスクールバスを見つけたので助けます。
その後、息子のいる場所に行き、息子と合流します。

竜巻がひどくなってきたところで、竜巻の中に爆弾を入れたら
爆風で竜巻が消せるかもと言い出します。

三本のうち二本は爆弾で消します。一本は消し損ねます。
主役の友人が爆弾を積んだ車で突っ込んで行って消します。

最後のサメが空から降ってきて、主役がやられかけますが、
口の中から腹を突き破って出てきました。


……というようなお話です。

なぜこんな映画を撮ろうと思ったのかわからないほど、
トンデモな内容でした。

サメと人間が一緒にいるシーンが少なく、
人間は人間、サメはサメの別撮りシーンばかりで
全体図がよくわからないシーンが多かったです。

サメも的確に人間に襲い掛かるのがよくわかりませんでした。
竜巻に持ち上げられてわけのわからない場所に落とされ、
おそらく豪雨の淡水の中で傍若無人に振舞えるものでしょうか?
落とされたショックで怪我をするとか、パニックになるとか
弱って死ぬとかが多くてもよかったのではないかと思います。

さらには爆弾のシーンも同じ映像を使いまわししたり、
飛んでくる巨大質量のサメを、反動も何も受けずに
チェーンソーで真っ二つに切って捨てたりするなど、
すごく適当な感じのシーンも多かったです。

まったくおもしろいところはありませんでしたが、
つまらないとも言い切れない、どっちつかずの映画でした。