舞台は現代アメリカあたり。
主役は崖のぼり好きの青年で、
準主役は主役の妹です。

ある日、主役と準主役、主役の父は崖のぼりをしていました。
他の人間の転落事故に巻き込まれて、
命綱一本でみんなぶらさがることになります。

命綱が外れそうになったので、主役の父は主役に
ロープを切れと言います。
主役は悩んでロープを切り、主役と準主役が生き残ります。


その後時間がたち、準主役は有名な雪山に上ることになります。
主役は声をかけに行きます。
準主役は金持ちの登山に付き合うようです。

準主役たちは登山を開始し、引き返せという本部からの声を
無視し、登って遭難します。

主役は準主役を助けに行くことにします。
金持ちの仲間もいたので金を出してくれることになります。

何チームかで爆薬を持ち、助けに向かいます。
途中でチームのメンバーが死んだり、爆薬が日の光で
爆発しかけたりなどします。

主役がペアを組んだ相手は、かつて同じ金持ちと山に登り、
遭難して死んだ奥さんを探していました。
今回ちょうど見つけられました。

主役のペアは、金持ちが殺したのだと言います。
復讐する機会を待っていたと言います。

遭難している準主役たち3人は、準主役でも金持ちでもない
一人が具合を悪くします。
そのうち、金持ちが具合の悪い一人を見捨てようとします。
最終的にはじかに殺します。

殺した相手の血を使って、雪の上に目印をつけます。

主役たちがやってきて目印を頼りに爆弾を使い、
雪を払いのけて救出体制を整えます。

その最中に体制を崩し、映画序盤のように
みんなで宙吊りになります。
主役のペアはロープを切り、自分と、その下にいた金持ちごと
クレバスの下に落下していきました。

主役と準主役は助かりました。


……というようなお話です。

陰謀はすこしあるものの、基本は雪山で遭難した準主役を
主役が助けに行って工夫して助けるだけの内容です。

見る前は、仲間を死なせてしまった主役が
雪山で強盗に歩き回らせられる話だと思っていたのですが、
それはまったく違う映画でした。
あれは『クリフハンガー』でした。

取り立てて見るようなところはありませんが、
雪山の大変な感じは出ていました。
流して見る分には退屈せずに見られました。

全体としては、おもしろく見られる方向の映画でした。