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2014-08-22
クライムダウン 断崖絶壁!迫る銃弾
A LONELY PLACE TO DIE
2011年 イギリス
舞台は現代ヨーロッパのどこかで、
主役は山登りや崖のぼりをする女性です。

ある日主役は仲間たちと山登りをしていて、人の声を聞きます。
声の場所へ行ってみたら、女の子が土の中に、
箱に入れられて埋められていました。
主役たちは助け出します。

女の子を助け出して下山しようとしていたら
悪者が現れて主役たちを殺して行きます。

悪者は誘拐犯で、女の子を誘拐して隠していたのでした。

主役と生き残ったもう一人と女の子は、下山して町の
警察署に入ります。
けれど町はパレードで応援も来ず、まともな保護もされません。

警察官が誘拐犯と通じているかもしれないと思った主役たちは
警察署から出ようとして警官ともめます。
その最中、警官が撃たれて殺されます。

主役たちは逃げ出します。
女の子を守りにきた人々も影で合流し、敵を数人片付けます。

主役たちは家に逃げ込みますが、悪者の一人が追ってきます。
主役はけがを負いながらも、悪者を窓から突き落として殺します。

悪者のボスは女の子を守りに来た人が捕まえます。
その後、殺します。

主役たちは助かりました。


……というお話です。

映画が半分あたりにくるまで、なぜ女の子が埋められていたのか、
女の子はなんなのか、なぜ追われるのかがわかりません。

埋めたら放置でいいはずなのに、悪者が近くで見張っていて、
主役たちが掘り出したとすぐに気づいて
追ってくるのもよくわかりません。

しかも、主役の仲間は不愉快だし、女の子もいらいらさせるしと
見ていてどういう視点で見ればいいのかわからずに
微妙な気分を味わい続けました。

わたしとしては、もしかしたら女の子は吸血鬼やゾンビ、
もしくはなにかしらの呪いがかかっていたため、
封印しようとしていたのではないかと思い、
ホラー方面に行くのではないかとびくびくしていましたが、
単なる人間で、単なる誘拐話になってほっとしました。
でもその状況がわかるのが話の半分過ぎというのが遅すぎます。

後は人間同士追いつ追われつして、どんぱちやったあとは
追い詰められながらも敵の一人を殺し、
後は存在を知らない別働隊が敵を倒して終わりです。

どう見ればいいのかわからない、楽しみどころも特にない、
ぱっとしない話でした。
全体としてはどちらかといえばつまらない方向の映画でした。