1553
2014-10-24
ノイズ
THE ASTRONAUT'S WIFE
1999年 アメリカ
舞台は現代アメリカ。
主役は宇宙飛行士を夫にもつ、妻です。

ある日、主役の夫が宇宙で事故にあったと言われます。
入院していた夫に付き添い、退院後普通に生活するうち
主役は双子を妊娠します。

ある日、主役の相棒の妻が自殺します。
その後、主役の元に、知り合いの男がやってきます。
主役の夫の勤め先にいた男です。

男は、主役に、主役の夫は前といろいろ違うので
見た目だけ同じで中身が違うと言います。
信じられない主役のためにいったん帰ります。
主役はすこしして、会うことを決めます。

けれど落ち合う先に主役の夫が現れて、
男を殺してしまいます。

主役は逃げますが追い詰められます。
追い詰められて脅されて、妊娠中のこどもをおろすことを
ふせがれます。
主役の夫は、主役が話したことで疑い始めた、
主役の妹を殺します。

主役は軟禁されますがそのうち逃げ出します。
逃げて家まで戻り、電気を使って主役の夫を殺します。

主役に取り付いていたのは電気的な宇宙人でした。
死んだ主役の夫の体から飛び出して、主役の体に入ります。

主役は宇宙人にのっとられて、こどもも生みました。


……というようなお話です。

宇宙生命体が主役の夫の中に入っていてそれをあやしく思う
というのは薄気味悪い雰囲気が出ていましたが、
主役の知識などをすべて吸収しているという設定のために
行動や考えが宇宙人っぽくなくて残念でした。
詐欺師や相手を精神的に追い詰めるタイプの人間が
やってくるような脅しに、見ていて胸糞が悪かったです。

最終的に主役ものっとられ、宇宙人のこどもを生むので
話には何一つ救いもありません。

いいところもなく胸糞も悪くなる、
二度と見たくない不愉快な映画でした。