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2014-11-14
ランボー 怒りの脱出
RANBO:FIRST BLOOD PART 2
1985年 アメリカ
舞台は多少前のアメリカあたり。
主役はベトナム帰りから数年の帰還兵で、
PTSDをわずらっていますがほぼよくなりました。

主役は刑務所のようなところに入っていましたが、
軍のお偉いが連れ出しに来ます。
かつてのジャングルでの戦闘で、
ゲリラに捕まった兵士がいるかどうかを確かめる任務に
ついて欲しいのだそうです。
主役は引き受けます。

現地に入り、手助けする女性と落ち合います。
これがヒロインです。

主役たちはゲリラのアジトに行き、捕まっている
友軍兵士を確認します。確認だけの任務でしたが
主役は一人を助け出して一緒に逃げます。
けれど、脱出用の船の人間が裏切ります。
主役は戦って皆殺しにします。

さらに逃げて、主役はヘリコプターとの合流場所へ
どうにかたどり着きますが、ヘリコプターは本部の命令で
主役たちを残して去ります。
主役を派遣したのは救出作戦を行ったというアピールだけが
必要で、本当に人がいては救出費用がさらにかかるので
見捨てたいようです。

主役は捕まって拷問を受けます。
殺されかけますが、自力で脱出し、
助けに来ていたヒロインと一緒に逃げますが、
途中でヒロインが殺されます。
主役は反撃に出ます。

追っ手をつぎつぎと殺し、ヘリコプターを奪い、
基地に戻って捕虜たち全員をつれてヘリで逃げようとします。

敵の追っ手が高性能ヘリで来ますが、死んだ振りからの反撃で
倒します。

その後、自分たちの基地に戻ります。

味方のお偉いを脅し、ほかにもいるだろう捕虜を
きちんと助け出すように言うのでした。


……というようなお話です。

裏切り者の上官が主役や捕虜を見捨てるのは、
捕虜がいるとわかると国民が助けろといい、
人質交換をする羽目になり、人質交換をすると
その金で敵国はまたこちらに戦争を仕掛けるための
備えをするから、とのことでした。

それを聞くと、確かに見なかったことにするほうが
いいのかもしれないとすこし考えてしまいました。
遠くから見るとそれが最善に思えてしまいますが、
近くから見たらやはり助けるべきで、
意外と難しい問題だと思います。
考えさせられるところはうまいと思いました。

主役は裏切られながらもしっかり戦い、
直属の上司もさらに上の上司に裏切られながらも、
主役を信じて支えようとするので、
見ている気分は悪くありませんでした。

何回か見た映画ですが、アクションもあり、
飽きずに見ることができました。

結構楽しめる映画でした。