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2014-11-13
HARD TARGET
1993年 アメリカ
舞台は現代アメリカあたり。
主役は元凄腕軍人かなにかで、現在はホームレスの男です。

ある日、元軍人の父親と連絡が取れなくなったと言って、
女性が主役のいる町にやってきます。
この女性がヒロインです。
ヒロインが街のばかにからまれたところを主役が助けます。

ヒロインは街の警察に父親の捜索を頼みますが断られます。
父親がホームレスの可能性があるからだそうです。
自力で探すように言われます。

街は治安が悪かったので、ヒロインは主役に
手伝ってくれるように頼みます。主役は断ります。
主役は仕事に就こうとしていましたが、
未払い金があったため、求めていた仕事に就けません。
そこでその金を稼ぐため、ヒロインに手を貸すことにします。
ただ、主役は前の仕事で、上の人間が不正をしているのに気づき
叩きのめしたので、悪者たちからは嫌われています。

街には悪者組織が、元軍人の老人を対象に、
人狩りゲームを行っていました。
ヒロインの父親もそれで殺されました。

主役の友人も、金をちらつかされて人狩りゲームに参加します。
逃げ切ったら金をもらえることにはなっていましたが
逃げ切れずに殺されました。

ヒロインの父親が死体で発見されます。
警察の調べでは事件性のない焼死ということになっていましたが、
主役はそうでないことをつきとめます。
警察の一人もそのことから、検死解剖に不審点を見出します。
検視担当は悪者の手先でした。

悪者グループは、主役と良い警察官が邪魔になったので
殺すことにします。

悪者グループは手下を送り、昼間にひたすら主役たちを襲います。
警察官だけは死にますが、主役とヒロインは生き残ります。
逃げます。

追ってくる悪者たちをかわしながら、
主役は自分の叔父の元に行きます。
武器を手に入れます。ヒロインを逃がすように頼みます。
主役は一人で悪者たちと戦います。

逃げて工場のような場所に入ります。
悪者たちも入ってきて、銃撃戦になります。

逃げたはずのヒロインと叔父もやってきます。
戦って、叔父が怪我をしてヒロインがつかまります。
主役も殺されかけますが、悪者を倒します。

悪者を倒し、事件は終わりました。


……というようなお話です。

基本的には、アクション映画です。
アクションを見せたいだけの映画で、話は二の次です。

最初は夜に人殺しゲームをしていた悪者が、
主役たちと警察官にかぎつかれてからは、
なぜか昼間の街でどうどうと襲ってくる意味がわかりません。

主役が逃がしたヒロインたちが、
特に攻撃力が高いわけでもないのに
銃撃戦真っ最中の建物内に入ってくる意味もわかりません。

そして予想通り叔父が撃たれて死んだかと思うと、
胸に入れていたもののおかげで助かります。
お約束を出したギャグでしょうか。

まともに見ようとするととてもばかばかしくなります。
アクションだけを適当に見る分には、変に爆発して
動きもあって、退屈せずに見ていられると思います。

流して見る分には、おもしろく見られる感じの映画でした。