舞台はすこし前の日本です。
日本には巨大怪獣ゴジラがいて、歩き回っては
被害をだしていたので、退治しようとします。
けれどあるとき、海中からなにやらすごい被害をもたらす
未確認物体が上がってきます。
人間が無駄な調査などでよみがえらせてしまったようです。
ゴジラはそれと戦い、最終的には勝ちます。
ゴジラは害にもなるけれど、善にもなる、
人の体現のようなもので必要なのだ
というようなことを感じる人もいるのでした。
……というようなお話です。
タイトルにゴジラとありますが、基本的にはゴジラが
なにかするわけではありません。
ゴジラというものがそこらへんに存在し、
その周りの人や物がどたばたし、
最後にちょっとゴジラが出てきてそれを倒すだけで、
ゴジラは主食ではなくおかずのような役割です。
冒頭で車がゴジラに近づきすぎてひやりとするところは
すこしおもしろく思いましたが、それ以降は取り立てて
見るところもないまま終わりました。
微妙な映画でした。