主役は組織に育てられた凄腕の暗殺者の男です。
ある日、組織から政府要人の暗殺を命じられたので殺します。
目撃者の女を殺すように言われたので殺そうとしたら、
女は主役を知りませんでした。目撃していない様子です。
この女がヒロインです。
ヒロインに詰問したりするうち、
殺したはずの人間がテレビに出ます。替え玉のようです。
主役は組織に売られ、つかまりそうになりますが逃げます。
ヒロインを奴隷のように扱う、組織関係の人間が、
邪魔になった政府の要人を殺し、首を挿げ替えたようです。
主役をそれに利用しました。
主役はいろいろ妨害を受けながらも、悪者のボスを殺します。
ヒロインにも自由を与えます。
いったんは国際警察に捕まりますが、
うまく動いて誰にも損がないようにして、姿をくらませました。
……というようなお話です。
ヒロインが映画によくあるばか女系で、
見ていてうっとうしくていらつきました。
アクションも途中一箇所あり、サスペンスも陰謀もあり、
いろいろ盛り込んだような作りで、
飽きずに見ていられました。
最終的には関わった人間にはけじめをつけさせます。
主役を追っていた刑事は、主役の偽者の死体をつきつけられ
殺したことにしろと迫られます。
家族を人質にとられているので、うなづかざるを得ないでしょう。
うまくまとまっていました。
全体としてはおもしろく見られる感じの映画でした。