舞台はすこし前の南極基地。
主役はそこに配属された女捜査官です。
主役はかつて相棒に裏切られ、殺されかけたので
殺し返したという過去があります。
ある日、南極の基地で殺人事件が起こったので捜査を始めます。
何者かに教われますが、どうにか逃げ延びます。
その際に指が凍傷にかかっていると医者に言われたので
指を切り落とします。
その後仲間を得て捜査を続けると、旧ソ連に関係するものだと
わかりました。
容器は見つけましたが中は偽物でした。
さらに襲われつつ調べていくと、
送っていない荷物を見つけました。
死体の中に大量のダイヤモンドが隠されていました。
仲間を襲って殺したのも、死体にダイヤモンドを隠したのも
医者の仕業でした。
医者はすべてがばれたので、外に凍死しに行きました。
主役と仲間は生き延びて、冬があけたら新しい生活を
送ろうとするのでした。
……というようなお話です。
よくわからない犯罪シーンや、人が死ぬところ、
指を切り落とすところなど、見ていていやになる場面が
ぼちぼちと出てきます。
正体不明の殺人鬼が襲ってきて、
誰が、なぜそれをするのかと思ったら、大きな話など一切なく、
墜落した飛行機から盗んだダイヤモンドを、
医者が独り占めしたかっただけの話でした。
主役は危ない状況にもかかわらず、結構適当に行動するので
見ていていらいらしました。
話も特に面白くなく、画面は思わせぶりな雰囲気を
出したいだけで特に意味もない印象でした。
全体としては、どちらかと言えばつまらない方向の映画でした。