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2015-01-29
ベートーベン5
BEETHOVEN'S 5TH
2003年 アメリカ
舞台はすこし前のアメリカの田舎町あたりで、
主役は小学生の女の子です。

主役は大きな犬と、田舎のおじさんの元に
30日ほど泊まりに行かされます。
主役は最初嫌がっていますが、だんだん慣れていきます。

そのうち、遊びに行った先で犬がお札をくわえてきます。
主役が町で使おうとしたら、偽札の疑いをかけられます。
その後、珍しい旧紙幣だとわかります。
町ではすぐにうわさが飛び交います。

主役は図書館に行って、旧紙幣の落とし主である
強盗のことを調べようとしますが、拒否されます。
その後、主役の家にあった旧紙幣が盗まれます。

主役は図書館の主が怪しいと思い、
おじさんたちと一緒に調べます。
そののち、犬が連れ去られます。

主役たちは保安官と一緒に図書館の主の元へ行きます。
主役は、図書館の主は、かつての強盗のこどもだと見抜きます。
けれど、犬や紙幣を盗んだ人物ではありませんでした。

犬を盗んだのは電気屋の主人でした。
電気屋の主人は犬を使って旧紙幣の隠し場所を探そうとしますが
森の罠にかかり、犬に逃げられます。
犬は主役の元へ戻ります。

主役たちは埋められた旧紙幣を探しに行きます。
見つけます。
戻ったら車が壊されていました。

犬がまたうろつくので追いかけて戻ったら、
見つけたお金が盗まれていました。

走って車に飛び乗り、追いかけます。
車はやってきて故障していたパトカーにぶつかります。
逃げようとして失敗して電気屋の主人がつかまります。

お金は主役たちのものになり、
図書館を作り直したりしたようです。

主役は田舎町に来てよかったと思うのでした。


……というようなお話です。

主役が泊まることになった家のおじさんは
いいキャラをしていて、主役やその周りも悪くなかったのですが、
犬や町の人間が嫌な感じだったので、
見ていて楽しくなく、だるかったです。

特に重要な位置にいる犬が、しつけされていないような
傍若無人な振る舞いをするのが気に障りました。
話を動かすためにそうしているとはわかるのですが、
荒らすとわかっているのに家の中に入れるとか
店の中に入れるとか図書館に入れるとかするのは
個人的にとてもいらいらして、楽しめませんでした。

全体としては積極的につまらないとは言い切れず、
かといっておもしろいところもない、
なんとも言えない映画でした。