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2015-02-13
ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館
THE WOMAN IN BLACK
2012年 イギリス/カナダ/スウェーデン
舞台は多少前のヨーロッパ。
主役は弁護士事務所に雇われている、弁護士の男です。
主役は妻をなくして、お手伝いさんと息子と暮らしています。

主役は仕事で田舎町に行きます。
町の人は早く帰るように言ってきます。
けれどあまり仕事のできない主役は、この仕事に失敗すると
失職するので帰るわけにはいきません。

そのうち、主役の周りで変なことが起こりだします。
人も死にます。
変な黒い服の女も見ます。

町の人からどうにか聞き出したところによると、
黒い服の女は亡霊で、見た人間のこどもを殺すそうです。
黒い服の女はこどもを取り上げられた上に、
取り上げられたこどもが沼で行方不明になったまま
放置されているのを恨んでいるのだとか。

主役も見てしまい、こどもがこちらにやってくるので
来たら殺されると思います。

どうにかしようと考えて、沼をさらってこどもの遺体を
見つけようとします。
実際に見つけます。

黒い服の女の遺体にこどもを寄り添わせたら、
黒い服の女があらわれることはなくなりました。


……というようなお話です。

映画の雰囲気が『ヴィレッジ』や、『スリーピー・ホロウ』に
多少似ていました。

生きている人間が殺人などに関わっているのかと思いきや、
完全におばけのみでした。

ホラーの雰囲気はありましたが、
最終的にはこどもの遺体を即座に見つけ、
解決に導いてしまうのが簡単すぎるように思いました。

何か脅かしたいところでは音量があがり、
うっとうしかったです。

全体としては、どちらかといえばおもしろく見られる方向、
程度の映画でした。