舞台は現代アメリカあたり。
主役は爆弾魔を追う捜査関係の人間です。
ある日、主役は爆弾魔を追っていたら、妻を人質に取られました。
みんな死ぬか妻だけ死んでほかが助かるかを選ばされ、
妻だけ主役が殺しました。
主役はそれで仕事をやめました。
その後、しばらくして捜査関係の人間が訪ねて来ます。
爆弾魔の電話音声を主役に聞かせるためです。
捜査関係者は主役を捜査に誘います。主役は乗ります。
主役は調べます。
爆弾魔の意図なども探ります。
爆弾魔は大きなビルに爆弾をしかけたりと
いろいろやります。
主役は爆弾魔が爆弾を仕掛けるために変装して
建物にもぐりこんでいるという推理から、
爆弾魔の本名などを突き止めます。
爆弾魔は捜査関係者の娘を人質にとります。
爆弾魔の目的は爆弾魔にとって邪魔な相手を殺すことでした。
主役が仲良くなった女性を人質にします。
警察で狙撃されますが、主役は脱出して爆弾魔を追っていきます。
殴り合いをします。
主役はまけたとみせかけて、爆弾入りの防弾チョッキを
爆弾魔に渡します。
爆弾魔が離れたところで爆発させて殺しました。
……というようなお話です。
とにかく胸糞の悪くなる内容でした。
爆弾魔がなにを目的にしているのか、というのは
多少出てきますが、映画自体はそんなものに重きをおきません。
爆弾魔が爆弾で人を脅したり殺したり、傍若無人にやるのを
映すばかりです。
あんな爆弾魔が誰かを殺したいなら簡単にできるでしょうに、
なぜか微妙な回りくどいことしかしないのが
とてもわざとらしくていらいらしました。
悪者のいいように命令されるのも不愉快ですし、
見ていてとにかく不愉快さしか感じませんでした。
二度と見たくない不愉快な映画でした。