舞台は現代ヨーロッパ。
主役は車の運転が得意な男で、
ヒロインは車の運転が得意な女です。
主役の叔父は悪者の手下です。
ギャンブルをやったり偽札作りをやったりしています。
主役は店で絡まれているヒロインを助けます。
ヒロインはかつてレース中に父親が死んでからは
車のレースに出るのを嫌っていましたが、
大金をちらつかされて乗ることにしました。
レース中に主役の弟が死に、一緒に事故を起こさせられた
ヒロインは主役の叔父に誘拐されます。
主役は弟の敵討ちに叔父の家に乗り込み、
誘拐されていたヒロインを助けて逃げます。
主役の叔父は偽札作りで金が必要になったので、
ヒロインに車を運転させ、レースで勝たせて金を作ろうとします。
ヒロインの母を誘拐します。
ヒロインは運転します。主役はヒロインの母を助けに行きます。
ヒロインは優勝前に車を止めて、悪い叔父に一矢報いました。
……というようなお話です。
車がメインなんだか陰謀がメインなんだか、
主役を見せたいんだかヒロインを見せたいんだか、
なんだか全部中途半端でよくわからない映画です。
別におもしろくはありませんでしたが、
積極的につまらないというものでもありませんでした。
全体としては、おもしろいともつまらないとも言い切れない、
なんとも言えない映画でした。