舞台は現代の、アメリカかどこかの田舎町です。
主役は都会から故郷の田舎に戻った女性です。
主役は田舎の元恋人とまた恋人になります。
けれどその恋人は、親同士が敵と認識している家の男でした。
田舎では凶暴なワニが人を襲い始めます。
主役の家の敵が、沼に廃棄物を垂れ流していたためのようです。
そのワニに襲われて、数人怪我を負います。
ワニは殺したので主役以外のだいたいが食べます。
そのうち、ワニで怪我をした人、ワニを食べた人が
ワニになっていきます。
主役はワニになった父親と会います。
父親はまだ主役を認識して守ろうとします。
主役の恋人もワニになります。
主役を守ろうと他のワニと戦い、相打ちになって死にます。
恋人の父親は無事だったので、
無事な人間でワニを皆殺しにする計画を立てます。
小屋に追い込む際にほぼ殺されます。
主役は無事で、小屋にいるワニを爆発させて皆殺しにします。
一匹は生き残っていました。
主役は恋人との赤ん坊と一緒に、
ワニも育てて生きていくようです。
……というようなお話です。
主役と恋人の両家が争うというのは、ロミオとジュリエット
みたいな感じでした。
基本的にずっといがみ合っているので、映画を見ていて
気分が悪いです。
その上、ワニにけがをさせられると自分もワニになるとか、
そのワニがしっぽのとげを狙った場所に飛ばして
攻撃できるようになるとか、わけのわからなさもいっぱいです。
主役の子は銃がうまいらしいですが、積極的に戦うでもなく、
戦闘になっても微妙に攻撃する程度です。
しかも特殊映像のワニも適当で、ワニと絡むときのカットも
なるべく特殊映像のワニを映さず手を抜こうとした感じが
見えて、とても安っぽい感じでした。
全体的に、わけのわからなさ・安っぽさ・不愉快さを感じる、
つまらない感じの映画でした。