舞台はすこし前のヨーロッパあたり。
主役は特殊な状況に対処する係かなにかの男です。
ある日、スペースシャトルの乗組員が宇宙でなにか見つけます。
船長はそれを開けます。この船長が準主役です。
準主役は女の形をした謎生命体に魅了されます。
力も与えられます。
吸血鬼に取り付かれたような感じになります。
地上に女吸血鬼もやってきて、いろんな人に取り付きます。
取り付かれた人は、死んだり他人の生気を吸うようになったりと
おかしくなっていきます。
主役と準主役は女吸血鬼を捕まえようとします。
準主役はなぜか女吸血鬼とつながっているので
精神的に逆探知して女吸血鬼を探していきます。
そのうちどうにか捕まえます。
男に入っていました。
女吸血鬼は、星々を渡り歩いて生命を吸い取るような
生命体で、地球に来たので地球人の好む形になったようです。
準主役とは最初に会ったので、準主役の好みそのままになり、
準主役は惹かれているようです。
準主役は女吸血鬼を逃がしてしまいます。
吸血鬼は町を襲います。
女吸血鬼だけでなく、男吸血鬼もいたようです。
男吸血鬼が町の人々から生気を奪い、
女吸血鬼を通してエネルギーを送るかなにかするようです。
そこで女吸血鬼を止めに行きます。
戦いになりましたが最終的には止めました。
……というようなお話です。
全体的に安い雰囲気で、お色気に走りたいのか
ギャグをやりたいのかまじめにやりたいのか、
よくわかりませんでした。
ただ、『スピーシーズ』など、この映画の後の年代に
作られる映画で見たような設定やシーンなどがあったので、
もしかしたらこの映画を参照にして作ったのかもしれないと
考えると、すこし感慨深いものがありました。
取り立てておもしろくはなく、取り立ててつまらなくもなく、
全体としてはなんとも言いようのない映画でした。