1603
2015-05-07
スペースバンパイア
LIFEFORCE
1985年 イギリス
舞台はすこし前のヨーロッパあたり。
主役は特殊な状況に対処する係かなにかの男です。

ある日、スペースシャトルの乗組員が宇宙でなにか見つけます。
船長はそれを開けます。この船長が準主役です。

準主役は女の形をした謎生命体に魅了されます。
力も与えられます。
吸血鬼に取り付かれたような感じになります。

地上に女吸血鬼もやってきて、いろんな人に取り付きます。
取り付かれた人は、死んだり他人の生気を吸うようになったりと
おかしくなっていきます。

主役と準主役は女吸血鬼を捕まえようとします。
準主役はなぜか女吸血鬼とつながっているので
精神的に逆探知して女吸血鬼を探していきます。

そのうちどうにか捕まえます。
男に入っていました。

女吸血鬼は、星々を渡り歩いて生命を吸い取るような
生命体で、地球に来たので地球人の好む形になったようです。
準主役とは最初に会ったので、準主役の好みそのままになり、
準主役は惹かれているようです。
準主役は女吸血鬼を逃がしてしまいます。

吸血鬼は町を襲います。
女吸血鬼だけでなく、男吸血鬼もいたようです。

男吸血鬼が町の人々から生気を奪い、
女吸血鬼を通してエネルギーを送るかなにかするようです。
そこで女吸血鬼を止めに行きます。

戦いになりましたが最終的には止めました。


……というようなお話です。

全体的に安い雰囲気で、お色気に走りたいのか
ギャグをやりたいのかまじめにやりたいのか、
よくわかりませんでした。

ただ、『スピーシーズ』など、この映画の後の年代に
作られる映画で見たような設定やシーンなどがあったので、
もしかしたらこの映画を参照にして作ったのかもしれないと
考えると、すこし感慨深いものがありました。

取り立てておもしろくはなく、取り立ててつまらなくもなく、
全体としてはなんとも言いようのない映画でした。