舞台は三十年前くらいのヨーロッパあたり。
主役は一応有名人の若い女性です。
主役は金持ちの男と付き合っています。
ある日、主役は、金持ちの男が会社ぐるみで
武器の密売をしていると聞かされます。
家に来てそう言った男は、殺し屋に殺されます。
主役も殺されかけますが、どうにか助かります。
主役は次の日、飛行機に乗ります。
乗る前に、殺された男の、妻から
主役が付き合っている金持ちの男の、不正の証拠を渡されます。
金持ちの男は主役の乗った飛行機を破壊しようとします。
戦闘機に襲わせます。
飛行機は傷つきながらも空港に着陸します。
失敗した金持ちの男は工作員を雇い、
飛行機が壊れるように細工をさせます。
主役は細工された飛行機に乗り込み、出発します。
空で飛行機は壊れ始めます。
機長は飛行機を不時着させます。
ほぼみんな助かります。
助かったニュースを見て、不正の事実が明らかになると思った
金持ちの男は自殺します。
……というようなお話です。
主役は一応有名人の女性のようですが、
大体が飛行機の機長と副機長のシーンです。
飛行機に問題が起こったので、がんばって着地させようとし、
成功するのを2回繰り返して終わります。
なぜ飛行機が襲われたのかの原因を描きたかったのかも
しれませんが、それぞれの重さが散ってしまって、
何を見ればいいのかわからない映画になった印象を受けました。
全体としては、おもしろいともつまらないとも断言しがたい、
なんとも言えない映画でした。