1605
2015-05-20
エアポート'77 バミューダからの脱出
AIRPORT '77
1977年 アメリカ
舞台はすこし前のアメリカなど。
主役はおそらく金持ちの老人です。

ある日、主役は自分の美術館のために、
高価な絵を自分の飛行機で運んでくることにしました。
飛行機には招待客も乗せました。

その飛行機には、高価な絵を狙って悪者が乗り込んでいました。
悪者は絵を奪うために麻酔ガスを流し、
乗っている人を眠らせました。

レーダーを避け、自分たちで操縦して飛行機ごと
別の場所に運ぼうとしましたが、ミスにより海面に墜落します。
飛行機は沈んでいきます。

機長がどうにか飛行機の外に出て、救難信号を出します。
救難信号を受け取って、軍の船が助けに来ます。

飛行機にバルーンを取り付けて海面に上げます。
助かる人は助かって、そうでない人はだめでした。


……というようなお話です。

見ながらすごく既視感を覚えました。
終わってから調べたら、『マリンクラッシュ』という映画に
雰囲気は結構似ていました。
ただ、こちらのほうが格段に古かったです。

最初のほうはちょっとくすっとするような
しゃれたやり取りをして楽しくなりそうだと思っていたのですが、
飛行機に乗り込んだあたりからうっとうしい人物が増えて、
不倫だの嫌味だので楽しくなくなっていきました。

飛行機が沈没してからもぐだぐだうるさくて
見ていていらつきました。

見ながら何の映画なんだろうと疑問に思っていましたが、
見せたいのは沈没してから助かるまでの、
混乱状況なのだろうという結論に達しました。
おそらくパニックものですが、そこに至るまでも意外と長く、
見せ場がよくわかりませんでした。

全体としては積極的におもしろいともつまらないとも
言い切れない、なんとも言えない映画でした。