1606
2015-05-23
アナコンダ3
ANACONDA3
2008年 アメリカ
舞台は現代アメリカあたり。
主役はヘビ博士かなにかです。

ある日、主役の研究所にやってきたスポンサーが
傍若無人に振舞った結果、遺伝子組み換えヘビが暴れだして
人を殺して外に逃げ出します。

主役はそれを追うことになります。
内密に事件を処理しろといわれたハンター集団も一緒です。

ヘビを追っていくうちに主役は二・三回殺されかけますが、
なんとなく助かります。

めげそうになりながらもヘビを追っていったら、
殺せそうになったところで金目当てのハンターが
裏切って殺させないようにします。

とりあえず肉弾戦になって、主役がハンターのボスを倒します。
爆弾を置いて、ハンターのボスとヘビを殺します。

いちおう決着はついたように見えますが、
ヘビはこどもを生んでいて、そのこどもを
別の金目当ての人間が捕まえていました。


……というようなお話です。

主役の改造によりよくわからない変化をした蛇が、
人を惨殺して楽しみます。

ほかの人間は簡単にざくざく殺されていきますが、
なぜか主役に対してはすぐに殺さず
目の前でふらふらするのを繰り返します。
そこへ他人が駆けつけて注意を引くので
蛇はそっちへ向かって主役は助かります。
ここらへんはなぜなのかまったく意味がわかりませんでした。

主役もまったく何もできずにおびえているだけなのに、
毎回ついていくのもわけがわかりません。
基本的にまったく訳にたたないのも不愉快です。

一応蛇だということにはなっていますが、
蛇っぽい新生物や怪獣と思ったほうがわかりやすいです。

設定も人物像もどこかいいかげんで、
見ていてまったく映画に入れませんでした。
蛇が人間を殺すさまを描きたかったようにも思えるくらいです。

全体としてはどちらかといえばつまらない方向の映画でした。