1607
2015-05-24
エアポート'05
CRASH LANDING
2004年 アメリカ
舞台は現代ヨーロッパあたり。
主役は軍隊かどこかにいて問題を起こした、
凄腕の飛行機乗りです。

ある日、金持ちが娘の誕生日を個人飛行機の中で行うというので
主役がその操縦士をやるように命令されます。
拒めない主役は引き受けます。

飛行機の乗組員は、あらかじめほぼ悪者が殺しつくしていて
乗組員に成りすまして悪者たちが乗っていました。

飛行中に悪者たちが本性をむき出しにして襲ってきますが
主役がだいたい返り討ちにします。
悪者の目的は金持ちの娘の誘拐と身代金です。

悪者は大体殺しますが、ボスだけ生かしておきます。
ボスは途中で拘束から逃げ出します。

飛行機は悪天候の中どうにか無事着陸します。
悪者ボスは主役だけ殺せればいいと襲い掛かりますが、
潜んでいた金持ちの娘が後ろから殺しました。


……というようなお話です。

序盤は悪者の、善人虐殺シーンが主で、
中盤は金持ち娘の主役への悪態シーンが主で、
終盤は乗客の悪態シーンが主です。

大体の場所において胸糞悪い話がひたすら続くので
見ていてかなりうんざりしました。

着陸するにあたり、小島の管制官と連絡を取り合うシーンは
よかったですが、それ以外は嫌でした。

襲ってきた悪者をほぼ皆殺しにするのに、ボスだけ捕らえて
素人に縛らせるというのもわけがわかりませんでした。
自分が縛るか、ボスをきちんと殺すか、
まずは腕や足が使えないように壊しておくべきでしょう。
それをしないのはわざわざ最後に問題を起こすためだと思って
うんざりしながら見ました。

全体としては見ていてうんざりする、
つまらない感じの映画でした。