1612
2015-06-06
ドライヴ
DRIVE
2011年 アメリカ
舞台は現代アメリカ。
主役は犯罪者を犯罪場所から車で逃がす、逃がし屋です。
バイトでカースタントマンをやっています。
車の修理工もやっています。

主役は同じアパートの子持ち人妻と仲良くなります。
好意も持ちます。
この子持ち人妻がヒロインです。

ヒロインの夫は刑務所に入っていましたが、出てきました。
主役はヒロインの夫に紹介されます。

ヒロインの夫は刑務所で借金を作っていて、
すぐに払わなければ家族もろとも殺されそうな
脅迫を受けています。
それをやめさせるには強盗をして金を払えと脅されています。
主役は手助けすることにします。

強盗先で待っていたら、ヒロインの夫は殺されました。
変な車にも追跡されましたが、かわして破壊しました。

隠れ家に行ったら殺し屋が来たので返り討ちにして逃げます。
アパートに戻ってヒロインと話していたら殺し屋が来て、
殺そうとしてきましたが返り討ちにします。

悪者は、主役も最初のほうであった、
金持ちの悪そうな男の知り合いのようです。
マフィアの金を盗んだとか。

主役がそれなりに世話になった男を殺したので、
主役は店に行き、悪い男が出るのを待って後をつけ、
車を車にぶつけたあと、海で殺しました。

殺した悪者の上が、主役が知っている男だったので
主役は刺し違えに行きます。
悪者は主役の隙を突いて刺して来たので、
主役は持ってきた刃物で切り殺しました。

主役は一応生きていて、ヒロインの元も去りました。


……というようなお話です。

最初は雰囲気があっておもしろくなりそうに見えましたが、
人妻と会ってからは、人妻と仲良くなり、人妻の夫がでてきて
話を聞き、協力して犯罪に巻き込まれ、
巻き込んできた悪者を殺していくだけの話になりました。

簡単に人がさくさく殺されていくのは、
まるでマフィア映画のようでした。

主役が人妻と仲良くしたいながらも微妙に距離を
つめられないものの、悪者相手にはきっちり暴力をふるって
殺していき、最後は刺し違えて殺そうとしてくのは、
かっこつけすぎのような気がしました。
どことなくイタリア映画のような雰囲気です。

基本的に話は楽しくなくすっきりせず、見ていて疲れます。

全体としてはつまらないとは言い切れませんが、
おもしろいとも言えない、なんとも言えない映画でした。