1630
2015-12-04
ソーラー・ストライク
SOLAR ATTACK
2005年 アメリカ
舞台は現代アメリカなど。
主役はアメリカ人の金持ちで、地球の環境に興味がある男です。

主役は地球のメタン濃度を調べるあたりの目的で、
スペースシャトル的なものを民間で打ち上げます。

環境異常に太陽の状態変化が加わったせいで、
主役が人を雇って飛ばしたスペースシャトル的なものは
爆発してしまいます。

壊れる前に送ってきた情報から、主役は環境異常の確信を得て、
友人の研究者に話しますが鼻で笑われます。

けれどそのうち主役の言っていたことが正しいという状況が
積み重なって、大統領にも話が届きます。
大統領選挙には主役も大金を出して応援していたらしいです。

このままだと世界はメタンの燃焼で酸素がなくなり、
滅ぶことになるそうです。
それを食い止めるには北極の指定地域に核爆弾を打ち込んで、
氷を蒸発させた水気でメタンの燃焼を防ぐしかありません。

だれも手を貸してくれないので、主役は一番近くにいる、
ロシアの核爆弾をつんだ潜水艦に向かいます。
この潜水艦の艦長が主役の知り合いです。

主役はなんとかロシア艦に乗り込みます。
ロシア艦は核爆弾を打ち込める場所まで行きます。
いざ撃とうとすると副艦長が襲ってきたので返り討ちにし、
撃ったらアメリカの潜水艦が襲ってきたのでどうにか
やり過ごします。

爆弾は思った通りに作用し、地球は救われました。


……というようなお話です。

玄人はだしの金持ち研究者が災害を予知し、
実際にことが起こったら自分の金とコネをフル活用して
世界を救っちゃうという、お安い話です。

全体的にお安く、ご都合主義でしたが、
見流す分には退屈はせず、何にも考えずに見ていられました。
そういう意味で、おもしろく見られる感じ、程度の映画でした。