舞台は現代アメリカなど。
主役はアメリカ人の金持ちで、地球の環境に興味がある男です。
主役は地球のメタン濃度を調べるあたりの目的で、
スペースシャトル的なものを民間で打ち上げます。
環境異常に太陽の状態変化が加わったせいで、
主役が人を雇って飛ばしたスペースシャトル的なものは
爆発してしまいます。
壊れる前に送ってきた情報から、主役は環境異常の確信を得て、
友人の研究者に話しますが鼻で笑われます。
けれどそのうち主役の言っていたことが正しいという状況が
積み重なって、大統領にも話が届きます。
大統領選挙には主役も大金を出して応援していたらしいです。
このままだと世界はメタンの燃焼で酸素がなくなり、
滅ぶことになるそうです。
それを食い止めるには北極の指定地域に核爆弾を打ち込んで、
氷を蒸発させた水気でメタンの燃焼を防ぐしかありません。
だれも手を貸してくれないので、主役は一番近くにいる、
ロシアの核爆弾をつんだ潜水艦に向かいます。
この潜水艦の艦長が主役の知り合いです。
主役はなんとかロシア艦に乗り込みます。
ロシア艦は核爆弾を打ち込める場所まで行きます。
いざ撃とうとすると副艦長が襲ってきたので返り討ちにし、
撃ったらアメリカの潜水艦が襲ってきたのでどうにか
やり過ごします。
爆弾は思った通りに作用し、地球は救われました。
……というようなお話です。
玄人はだしの金持ち研究者が災害を予知し、
実際にことが起こったら自分の金とコネをフル活用して
世界を救っちゃうという、お安い話です。
全体的にお安く、ご都合主義でしたが、
見流す分には退屈はせず、何にも考えずに見ていられました。
そういう意味で、おもしろく見られる感じ、程度の映画でした。