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2015-12-06
コモド リターンズ
CURSE OF THE KOMODO
2003年 アメリカ
舞台は現代の絶海の孤島です。
主役はカジノを襲って金を奪って逃げた男です。

主役たちはカジノを襲って金を奪って、
雇ったヘリに乗って逃げようとしますが、
嵐のために海の孤島に不時着します。

その島には軍が実験で作った、巨大コモドドラゴンがいました。
人を襲って食べます。

島にいる研究者たちは巨大コモドに襲われないように
装置を使っていましたが、発電機の燃料切れで
もう使えなくなりそうです。

研究者たちが外に出て襲われているところに
主役たちが出くわして、一緒に逃げて
研究拠点に行くことになりました。

そのうち、軍が証拠隠滅で島を焼くというので、
主役たちのヘリで逃げることにします。
ヘリが壊れたというのは嘘でした。

途中、巨大コモドに襲われた人間がゾンビのようになります。

向かう最中に巨大コモドに襲われて数人死にます。
でもヘリの場所までたどり着きます。

主役は金を拾いに行ってヘリに乗りそこね、
後に巨大コモドに襲われました。
それ以外はヘリで脱出しました。


……というようなお話です。

強盗が神の手によって島に降り、巨大コモドドラゴンに
襲われたのでまた島から出るだけの内容です。

巨大コモドドラゴンは人前でなんとなく止まって
シャーシャー威嚇する習性がありそうな動きをしますが、
ライフル銃を持っていてもだれも口の中に弾を撃ち込まず、
目を狙って撃ちこみもしません。
わけがわかりません。

その唾液には人をゾンビ化する効果があって、
感染した人が正常な人間を襲い始めるというのも
わけがわかりません。

ゾンビ映画も恐竜映画も撮ってみたくなった映画監督が
なんとなく組み合わせてみた、というような
いいかげんさを感じます。

見ていて退屈はしませんでしたが、
全体的に適当で、見所がまったくわかりませんでした。

おもしろいかつまらないかで言えば、
どちらかと言えばおもしろく見られる方向、程度の映画でした。