1639
2016-04-06
エアポート2013 航空機全滅
舞台は現代ヨーロッパあたり。
主役はパイロットの夫を無くした中年女性です。

主役は、不名誉を与えられた夫の名誉を回復するために、
本を書きました。
そのことで娘と不仲になりました。

主役は娘に会いに行く飛行機に乗ろうとしますが、手違いから、
本来乗るはずでなかった飛行機に乗ることになります。
空港で親しくなった中年男性も同じ飛行機に乗ります。
これが準主役です。
準主役は空港のそれなりの地位にいる人のようです。

飛行機が飛んでいるとき、太陽の電磁波の影響か何かで、
機長と副機長が操縦できなくなり、飛行機も壊れ、
無線も使えなくなります。

それに気づいた準主役は、主役と一緒にどうにかしようと
動き始めます。

途中、動かなくなった機長と副機長をどかして操縦を試みたり、
狂った自動操縦を切るために貨物室に人を送ったり、
その貨物室から犬を出した人物のせいで犬が人を襲おうとしたり、
人種差別主義者のせいでもみ合いが起きたりしましたが、
主役が夫の教えを思い出して飛行機を着陸させました。

娘は危ないというのに家から出て飛行場にやってきていました。

主役は準主役に、あとで電話してくれるようにメモを残しました。


……というようなお話です。

空の上で操縦不能になった飛行機を、主役と準主役で
着陸させる内容です。

副操縦士が息を吹き返したのは、自動操縦を手動操縦に
切り替えるために必要でしたが、
それ以外の、人種差別主義者の暴走や、犬の脱走、
娘の意味のない行動は、まったくいらなかったと思います。

とくに人種差別主義者が何度もぐだぐだやりはじめるのが
すごくうっとうしくていらいらしました。

全体としては特に見所もなく、おもしろいともつまらないとも
言い切れない、なんとも言えない映画でした。