舞台は1980年ごろのアメリカ。
主役は海軍の兵士です。

1940年ごろのアメリカで、軍の実験をしていたら
主役と友人は40年くらい後の未来に飛ばされました。

あたりをうろついて、店つきガソリンスタンドに入ったところ
友人の体が変になって周りの機械が壊れます。
友人は店の人に襲われそうになり、逃げます。
主役は外で電話をかけていました。

ちょうどそばにいた女性に車を運転させ、逃げます。
この女性がヒロインです。

車で走っている間に、友人の体がまた変になり、
車に雷が落ちます。
ちょうどいた警察の車をよけて、主役たちは捕まります。

ヒロインは主役を誘拐では訴えません。
友人は病院に収容されています。
友人が苦しみだしたらいなくなりました。
過去に戻ったようです。

主役を捕まえようと、病院に軍人たちがやってきて、
主役とヒロインは逃げます。
過去の友人や自分の関係者に会ってみようと、行動します。

主役の父親はなにかを成し遂げて、死んでいました。
友人の家に行ったら、友人は生きていました。
でも取調べがひどかったらしく、性格は別物になっていました。
主役は友人と話すのをあきらめます。
また軍人が襲ってきて、主役たちは逃げます。

主役はテレビで見た、軍の実験をした軍の博士を
直接たずねることにします。
家に行き、人質を取り、基地に入り、博士と会います。

博士が言うには、過去の実験と現在の実験が
嫌な感じに影響しあって今回のことが起こったそうです。
現在で起こっているのは、空気などの流出です。
それは、主役が時空のゆがみに入って、
過去の方の実験で使った船の電源を切ればいいそうです。
主役はヒロインと離れがたくなっていたものの、了承します。

主役は準備をし、船に行き、電源を壊しました。
別れた友人とも話せました。

主役は過去に戻らず、現在に戻ることにしました。
ヒロインと再会しました。


……というようなお話です。

変な軍の実験で未来に行った男がヒロインと出会い、
過去と決別して未来に残る話です。

都市伝説のようなものになったフィラデルフィア実験を
題材にした映画です。

ありがちな筋ですが、特に嫌なところもなく、
見ていくことができました。

ただ、追っ手の軍人が、主役を生きてつかまえようと
しているはずなのに、車で逃げる主役を、
普通に殺す射線で撃っているのには激しい違和感を覚えました。
すこしずれるだけで簡単に死んだはずです。
あれは何をしたかったのか、まったく理解できませんでした。

全体としては、見流す分には気楽で、
おもしろく見られる感じの映画でした。