舞台は現代アメリカあたり。
主役は海難救助隊かなにかのベテランの男です。
主役は凄腕の救助員でしたが、とある出場が原因となり、
現場から飛ばされます。
教官として赴任した場所で新入りを鍛えます。
新入りは事件を起こしますが、そのうち主役と気が合います。
無事認められた新入りは、救助に出て成功していきます。
ある日、主役も一緒に出場します。
主役はミスします。引退を決めます。
その後、ひどい事故が起こって新入りが取り残されます。
主役は出場して、新入りを助けます。
二人一緒にヘリに戻るところでロープが切れそうになったので
主役は自分がロープをはずし、海に落ちます。
行方不明になります。
主役は死んだようですが、救助された人は
客観的に見れば周りに誰もいないのに、
主役のような人に助けられたと何人も言うようになりました。
主役は守護神のようになって、人を助けているのでしょう。
……というようなお話です。
見ていたら、映画『トップガン』を思い出しました。
主となる話は救助ではなく、若手の育成です。
若手の一人が頼もしく成長したら、世代交代のように
主役が救助をやめ、また戻り、いなくなって終わりです。
最初は主役の何かがメインの話だと思っていたので
何を見ているのかわからなくなりましたが、
育てている若手の話だと思ったら映画をとらえやすくなりました。
中盤までは見ていてめんどくさかったですが、
若手と主役が和解したあたりからはよくなってきました。
最後もきれいにまとまったので、全体としては
おもしろく見られる感じの映画でした。