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2016-05-19
守護神
THE GUARDIAN
2006年 アメリカ
舞台は現代アメリカあたり。
主役は海難救助隊かなにかのベテランの男です。

主役は凄腕の救助員でしたが、とある出場が原因となり、
現場から飛ばされます。

教官として赴任した場所で新入りを鍛えます。
新入りは事件を起こしますが、そのうち主役と気が合います。

無事認められた新入りは、救助に出て成功していきます。
ある日、主役も一緒に出場します。
主役はミスします。引退を決めます。

その後、ひどい事故が起こって新入りが取り残されます。
主役は出場して、新入りを助けます。

二人一緒にヘリに戻るところでロープが切れそうになったので
主役は自分がロープをはずし、海に落ちます。
行方不明になります。

主役は死んだようですが、救助された人は
客観的に見れば周りに誰もいないのに、
主役のような人に助けられたと何人も言うようになりました。
主役は守護神のようになって、人を助けているのでしょう。


……というようなお話です。

見ていたら、映画『トップガン』を思い出しました。
主となる話は救助ではなく、若手の育成です。

若手の一人が頼もしく成長したら、世代交代のように
主役が救助をやめ、また戻り、いなくなって終わりです。

最初は主役の何かがメインの話だと思っていたので
何を見ているのかわからなくなりましたが、
育てている若手の話だと思ったら映画をとらえやすくなりました。

中盤までは見ていてめんどくさかったですが、
若手と主役が和解したあたりからはよくなってきました。

最後もきれいにまとまったので、全体としては
おもしろく見られる感じの映画でした。