1659
2016-06-01
アンドロメダ
THE ANDROMEDA STRAIN
1971年 アメリカ
舞台はすこし前のアメリカあたり。
主役は病気の研究者か何かです。

ある日、宇宙からの衛星が落ちた町に
病気が発生したという話を聞き、主役たちが調査に向かいます。

一通り調べたところ、生き残りの老人と赤ちゃんを見つけたので
連れて帰ります。

研究施設でいろいろ調べます。
殺人微生物を見つけます。
核爆発で増えるようです。

そのうち、殺人微生物がこぼれて
研究所が爆破されそうになります。

主役は殺人微生物が、ちょうどいい血の酸性度でしか
生きられないことを見切り、感染者を救います。
施設が爆破されても困るので、どうにか爆破を食い止めます。

殺人微生物は、政府が宇宙からとってきて
兵器に使おうと考えていたようです。
そんなことをしては後に大変なことになると警告します。


……というようなお話です。

やりたいことはわかりましたが、話の流れがすごく遅くて
だるかったです。

病気の元と生存者を確保したあとは、
無駄に施設の紹介と、自爆しそうになったら食い止めろという
説明を何度も繰り返します。

それを見ていると、ああ、後で施設が自爆する状況になって
主役がそれを止めるんだろうなあと予想がついて、
微妙な気分になりました。

話は取り上げる内容の重さがばらばらで、
何を見せたいのかがよくわかりませんでした。
たとえば、最初の方から出ている殺人微生物は、
終わりのほうまでだらだら研究していますが、
最後アラームが鳴り出したらすべてが急に明らかになり、
対処も簡単に思いつきます。

またたとえば、中盤あたりの施設は、
無駄に検査や施設紹介が入り、自爆を止める手順を
ひたすら繰り返します。
実際自爆手順が開始されると、それを止めようと
無駄に苦労するシーンが入ってきます。

施設の説明や自爆は別にいらなかったのではないかと
個人的には思いました。

飽きずに見られはしましたが、見所がよくわからず、
全体としてはおもしろいかつまらないかで言えば、
どちらかと言えばおもしろく見られる方向、程度の映画でした。