1665
2016-06-26
フレンチ・コネクション
THE FRENCH CONNECTION
1971年 アメリカ
舞台はそれなりに前のアメリカあたり。
主役は麻薬捜査をする刑事です。

ある日、主役と相棒は飲み屋で麻薬密売人の親玉らしい人物を
見かけます。
そこにいた人物があやしかったので調べてみると
麻薬密売の親玉に関わっていることがわかります。

主役たちは関係のある人間を尾行しますが気づかれます。
主役に殺し屋が送られます。
主役は殺しを回避し、逃げる殺し屋をひたすら追って殺します。

その後、悪者が仲間にした有名人の車から麻薬を見つけます。
見つけた上で悪者に車を返します。

車を使った取引の後、悪者の取引場所に警察で乗り込みます。
悪者を殺します。
間違ってFBIの人間も殺してしまいましたが、
悪者は全滅させました。


……というようなお話です。

刑事がいろいろやって、麻薬組織を壊滅させる内容ですが、
途中でよくわからなかったり、無駄に思えたりするシーンが
ありました。

隠れて尾行しているはずが、気づかれたのに無視して
強引に尾行を続け、電車の外においていかれたら、
電車の窓を叩いて相手の目の前で悔しがるのは
意味がまったくわかりませんでした。
気づかれたと思った時点でなぜ隠れるなどしなかったのか、
なぜまかれたと確信した時点で、悪者の前でしっかりと顔を見せ
悔しがるのかは理解できません。

また、主役に差し向けられた殺し屋の攻撃を避け、
逆に捕まえようとする場面では、
主役は民間人から車を奪い、電車で逃げる殺し屋を
ひたすら追走するシーンが描かれます。
殺し屋は電車をジャックし、人も殺しながら
電車で逃げ続けます。

でも主役は車で追いつくと、殺し屋を簡単に殺します。
捕まえて何かを聞くなどは一切ありません。
殺されかけたから無駄に追いかけて殺すというシーンに
それほど時間をかける意味がまったくわかりませんでした。

退屈せずには見られましたが、意味がわからないシーンもあり、
全体としては、どちらかといえばおもしろい方向、程度の
映画でした。