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2016-11-20
天使と悪魔
舞台は現代ヨーロッパあたり。
主役は宗教などの研究者です。

ある日、主役はキリスト教のお偉いさんたちに呼ばれます。
お偉いさんの数人が誘拐されて、時間ごとに一人ひとり殺し、
最後は爆弾で町を破壊するのを止められる可能性が
あるからのようです。

お偉いさんの殺人は、古代宗教の逸話になぞらえて
行われるようです。
主役は毎回近いところまで行きますが、
間に合わずに誘拐された人をほぼ殺されてしまいます。
助けられた人もいます。

爆弾を見つけたものの、どうにかする時間が足りません。
こまっていたら宗教関係者の一人がそれを奪って
ヘリコプターで上空に行き、爆発させます。
そのおかげで被害は最小限に抑えられます。

お偉いさんたちはその男を次のキリスト教の
元締めみたいなものに任命しようとします。

主役は隠された録画を見ます。
その男が黒幕で、今までの事件はその男が自分を
キリスト教の元締めにしてくれるようにと仕組んだ
自作自演のものでした。

それを知って、キリスト教のお偉いさんたちは
黒幕の男を捕まえようとします。

黒幕の男は諦めて焼身自殺しました。


……というようなお話です。

別に面白い謎があるわけでもなく、お約束どおりに
ほとんど止められずにほぼ最後まで悪者の思い通りに進み、
見ていておもしろくありませんでした。

途中何度か止めながら見ていたら、途中でぼちぼち呼ばれる、
『カメル連合』というのが何のことかまったくわからなくなり、
ラストの落ちも別段驚けませんでした。

うっかり忘れた単語は『カメルレンゴ』で、人名でも
人の集団の連合でもなく、役職の名前だったようです。
『宗教の親玉の秘書』くらいの意味合いのようです。

全体としてはどちらかといえば面白く見られる方向、程度の
映画でした。